2026年2月21日土曜日

朝の光

目が覚めて、カーテンのすき間から
そっと入り込んでくる朝の光に気づいた。

まだ頭はぼんやりしているのに、
光だけははっきりとしていて、
部屋の空気をやわらかく染めていく。

夜のあいだに抱えていた不安や、
小さな後悔や、
うまくいかなかった昨日のことが、
その光の中では少しだけ
遠い出来事のように思えた。

朝の光は、
何も言わない。

「がんばれ」とも言わないし、
「反省しろ」とも言わない。

ただ、静かにそこにあって、
今日という一日が
もう始まっていることを教えてくれる。

窓を少し開けると、
冷たい空気が頬に触れた。
光と空気が混ざり合って、
部屋がゆっくり呼吸をし始める。

それだけで、
なぜか大丈夫な気がしてくる。

朝の光は特別な奇跡ではないけれど、
毎日きちんとやってくる
小さな救いなのかもしれない。

今日もまた、
この光の中で、
ゆっくりと一歩を踏み出してみようと思う。

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