2026年5月31日日曜日

癒される電車から見える海

癒される電車から見える海

電車に乗っていると、
ふと窓の外に海が見える瞬間があります。

それまで街の建物や、
いつもの道ばかりを眺めていたのに、
急に視界がひらけて、
青い海が広がる。

その一瞬だけで、
心が少し軽くなるような気がします。

電車の窓から見える海は、
歩いて見に行く海とは少し違います。

ずっとそこにあるのに、
こちらは電車に乗っているから、
景色は少しずつ流れていきます。

海の青。
空の明るさ。
遠くに見える水平線。

それらが窓の中におさまって、
まるで小さな絵のように見えるのです。

電車の音も、
不思議とその景色に合っています。

ガタンゴトンと揺れながら、
海のそばを通り過ぎていく時間。

急いでいるはずなのに、
その景色を見ている間だけは、
少しゆっくり進んでいるように感じます。

波がきらきら光っていたり、
小さな船が遠くに見えたり、
海辺の町が静かに並んでいたり。

何か特別なことが起きているわけではないのに、
ただそれだけで癒されます。

電車の中には、
いろいろな人が乗っています。

仕事に向かう人。
学校へ行く人。
どこかへ遊びに行く人。
何も考えずに窓の外を見ている人。

それぞれ違う時間を過ごしているのに、
同じ海を一瞬だけ見ている。

そう思うと、
少し不思議で、
少しやさしい気持ちになります。

海は何も言いません。

ただ広がっていて、
ただ光を受けて、
ただ静かにそこにあります。

でも、その何も言わない感じが、
疲れた心にはちょうどいいのかもしれません。

電車から見える海は、
長く眺められる景色ではありません。

少し見えて、
少し流れて、
また別の景色に変わっていきます。

だからこそ、
その一瞬がきれいに感じるのだと思います。

毎日の中に、
ほんの少しだけ現れる癒し。

窓の外に広がる海を見ながら、
今日もなんとか大丈夫かもしれない。

そんなふうに思わせてくれる景色でした。


ここまで読んでくれて、ありがとうございます

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