2026年5月25日月曜日

癒される電車

癒される電車

電車に乗っている時間は、
ただ移動しているだけの時間のようで、
不思議と心が休まることがあります。

窓の外を流れていく景色。
遠くの建物。
並んだ家の屋根。
ゆっくり過ぎていく川や畑。

見慣れた町でも、
電車の窓から見ると、
少しだけ違って見えます。

自分の足で歩いているときには
気づかなかった景色が、
音もなく流れるように通り過ぎていきます。

電車の揺れも、
どこかやさしいものです。

ガタン、ゴトン。
ガタン、ゴトン。

その音を聞いていると、
急いでいた気持ちまで、
少しずつゆるんでいくような気がします。

何かを考えようとしていたのに、
いつの間にかぼんやり外を見ている。

そんな時間も、
悪くないと思います。

駅に近づくたびに、
人が乗ってきたり、
降りていったりします。

それぞれに行く場所があって、
それぞれに今日の用事があって、
同じ車両の中で少しだけ時間を重ねている。

そう考えると、
電車の中にも小さな物語が
たくさんあるように感じます。

夕方の電車は、
特に少しやさしく見えます。

窓に映る夕焼け。
座席に差し込む淡い光。
疲れた人たちの静かな横顔。

一日が終わりに近づいていることを、
電車はゆっくり教えてくれます。

どこかへ向かう電車。
どこかから帰ってくる電車。

そのどちらにも、
少しだけ安心する気持ちがあります。

電車は、
ただ目的地へ運んでくれるだけではなく、
心を少し整える時間も運んでくれるのかもしれません。

窓の外を眺めながら、
何も急がず、
ただ揺られている。

そんな電車の時間に、
今日も少し癒されます。


ここまで読んでくれて、ありがとうございます

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