オジギソウを見ると、
少しだけ心がやわらかくなる気がします。
そっと指で触れると、
小さな葉がゆっくり閉じていく。
ただそれだけのことなのに、
なぜか見ているこちらまで、
静かな気持ちになります。
オジギソウは、
大きな花のように目立つ植物ではありません。
けれど、
その控えめな動きには、
不思議なやさしさがあります。
触れられたことに驚いて、
そっと身を縮めるような姿。
それはまるで、
人の心にも似ているように思います。
強く見えていても、
本当は少しの言葉で傷つくことがある。
平気なふりをしていても、
ほんの小さなことで、
心を閉じたくなる日もある。
オジギソウの葉が閉じる姿は、
そんな繊細さを、
静かに見せてくれているようです。
でも、
閉じた葉はずっとそのままではありません。
時間がたつと、
また少しずつ開いていきます。
急がず、
あわてず、
自分の速さで、
もう一度ひらいていく。
その様子を見ていると、
心も同じでいいのかもしれないと思えます。
疲れたときは閉じてもいい。
無理に明るくしなくてもいい。
誰かの前で、
ずっと元気な自分を演じなくてもいい。
少し休んで、
静かな時間を過ごして、
また開けるときに開けばいい。
オジギソウは、
そんなことを言葉ではなく、
小さな葉の動きで教えてくれている気がします。
ベランダの片隅でも、
庭の小さな鉢でも、
オジギソウがあるだけで、
そこに少しだけやさしい時間が生まれます。
風に揺れる葉。
小さく閉じる葉。
また静かに開いていく葉。
そのひとつひとつが、
慌ただしい日常の中で、
心をそっと落ち着かせてくれます。
癒しというのは、
大きな出来事ではなく、
こういう小さな瞬間の中にあるのかもしれません。
オジギソウが静かにお辞儀をするたびに、
こちらの心も少しだけ、
やさしくなれる気がします。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます
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のぞいてみてください

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