2026年5月13日水曜日

癒されるオジギソウ

癒されるオジギソウ

オジギソウを見ると、
少しだけ心がやわらかくなる気がします。

そっと指で触れると、
小さな葉がゆっくり閉じていく。

ただそれだけのことなのに、
なぜか見ているこちらまで、
静かな気持ちになります。

オジギソウは、
大きな花のように目立つ植物ではありません。

けれど、
その控えめな動きには、
不思議なやさしさがあります。

触れられたことに驚いて、
そっと身を縮めるような姿。

それはまるで、
人の心にも似ているように思います。

強く見えていても、
本当は少しの言葉で傷つくことがある。

平気なふりをしていても、
ほんの小さなことで、
心を閉じたくなる日もある。

オジギソウの葉が閉じる姿は、
そんな繊細さを、
静かに見せてくれているようです。

でも、
閉じた葉はずっとそのままではありません。

時間がたつと、
また少しずつ開いていきます。

急がず、
あわてず、
自分の速さで、
もう一度ひらいていく。

その様子を見ていると、
心も同じでいいのかもしれないと思えます。

疲れたときは閉じてもいい。

無理に明るくしなくてもいい。

誰かの前で、
ずっと元気な自分を演じなくてもいい。

少し休んで、
静かな時間を過ごして、
また開けるときに開けばいい。

オジギソウは、
そんなことを言葉ではなく、
小さな葉の動きで教えてくれている気がします。

ベランダの片隅でも、
庭の小さな鉢でも、
オジギソウがあるだけで、
そこに少しだけやさしい時間が生まれます。

風に揺れる葉。

小さく閉じる葉。

また静かに開いていく葉。

そのひとつひとつが、
慌ただしい日常の中で、
心をそっと落ち着かせてくれます。

癒しというのは、
大きな出来事ではなく、
こういう小さな瞬間の中にあるのかもしれません。

オジギソウが静かにお辞儀をするたびに、
こちらの心も少しだけ、
やさしくなれる気がします。


ここまで読んでくれて、ありがとうございます

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