道の端や川のそばに、
何気なく転がっている石があります。
特別に光っているわけでもなく、
誰かに見つけてほしそうにしているわけでもないのに、
ふと目に入ると、
なぜか少しだけ心が落ち着くことがあります。
石は、急ぎません。
風が吹いても、
雨が降っても、
人が通り過ぎても、
そこに静かにあります。
その姿を見ていると、
自分もそんなに急がなくてもいいのかもしれないと、
思えてくることがあります。
毎日は、いろいろなことがあります。
うまくいく日もあれば、
思うように進まない日もあります。
何かを頑張っているつもりなのに、
心だけが少し疲れてしまうこともあります。
そんなとき、
小さな石をひとつ眺めてみると、
不思議と気持ちが静かになります。
丸い石。
角ばった石。
雨に濡れて色が濃くなった石。
川の水に削られて、
長い時間をかけてなめらかになった石。
どの石にも、
言葉にはならない時間が入っているように見えます。
人に褒められなくても、
誰かに急かされなくても、
石は石のまま、
そこにあります。
その当たり前のような静けさが、
少しだけうらやましくなることがあります。
癒しというのは、
大きな景色や特別な場所だけにあるものではなくて、
足元に転がっている小さなものの中にも、
そっと隠れているのかもしれません。
石を見つめていると、
何かを解決してくれるわけではありません。
けれど、
「今はそのままでいい」
と、静かに言ってくれているような気がします。
何も語らないものほど、
こちらの心に合わせて、
やさしく寄り添ってくれることがあります。
今日もどこかで、
小さな石が静かにそこにあります。
誰かに見つけられる日も、
見つけられない日も、
ただ変わらずに。
その静けさを少し分けてもらえたら、
疲れた心も、
ほんの少しだけ軽くなるような気がします。
※この記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれています
ここまで読んでくれて、ありがとうございます。
Amazon人気ランキングを見る
気になるものがあれば、
そっとのぞいてみてください。

0 件のコメント:
コメントを投稿