2026年3月30日月曜日
癒される川の話
気がつくと、
私は川の近くに来ていることがある。
特別な理由があるわけじゃない。
ただ、なんとなく。
川の水は、絶えず流れている。
同じ場所に見えて、
一瞬たりとも同じではない。
その流れをぼんやりと眺めていると、
自分の中に溜まっていたものが、
少しずつほどけていく気がする。
せせらぎの音は、
不思議と心に優しい。
強く主張するわけでもなく、
ただ静かに、そこにある。
風が吹けば、水面が揺れる。
光が差せば、きらきらと輝く。
そのどれもが、
どこか懐かしくて、やわらかい。
何かを頑張りすぎた日も、
理由もなく疲れた日も、
川は何も言わずに受け入れてくれる。
「そのままでいい」と、
言われているような気がする。
しばらくそこに座って、
流れる水を見ているだけで、
少しだけ呼吸が深くなる。
また歩き出せそうな気がしてくる。
たぶん、川の癒しは、
何かを変えてくれるというよりも、
もともとの自分に戻してくれるものなのかもしれない。
だからまた、
ふとした時に、
私は川へ向かうのだと思う。
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癒される川の話
気がつくと、 私は川の近くに来ていることがある。 特別な理由があるわけじゃない。 ただ、なんとなく。 川の水は、絶えず流れている。 同じ場所に見えて、 一瞬たりとも同じではない。 その流れをぼんやりと眺めていると、 自分の中に溜まっていたものが、 少し...
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